温泉

毎週更新しているブログが一回抜けてしまいました。ゴールデンウィークで、3人とも普段とちょっと違う生活をしていたので…。 その分、少し長めに書きます。

私は主人と久しぶりに小旅行に出ました。
私(久美子) 「一泊で出かけてくるね。」
正 「どこいくの?」
私 「四万温泉に泊まるの。」
正 「この間は水上だったし、どうしてそんなに近いところばかりいくの?」
私 「遠いところは面倒だもの…」

と、ここまでしゃべって、我ながら年取ったなあと思ってしまいました(笑)。正が小学生のころは、正と正の弟を連れて、主人の運転で北海道から沖縄(沖縄はさすがにマイカーではなかったけど)まで本当にさまざまなところに旅行していました。

ところが今は草津すら遠い、面倒、といった感じ。正は草津大好きです。「どうせなら草津に行けばいいのに…。」とすぐ言います。

出来れば、すごく近いところで、良い温泉で自分にとっての「常宿」みたいなところを見つけたいと思っています。主人は絶対に会社を休みません。だから、最高に早く出発しても平日の夜なら6時発です。一時間で到着するところなら何とか夕食に間に合うでしょう。

一時間だと、高速を使って伊香保か水上です。ほかにも赤城、磯部等々ありますけどね。どなたか良い情報ありましたら教えてください。

そんなわけで、今回は四万温泉。一時間半かかるけど、草津よりは近いです。良かったですが、ゆっくり湯治、というイメージの温泉です。中心街に位置するところに泊まったのですが、遊ぶところはほとんどありません。夕食後、散歩しましたが、ほんとうに人がいない。賑やかな場所というのがありません。熊が出没するので、ということで旅館から熊よけ鈴を借りて暗い道をあるいて、ドキドキしました。

この写真は積善館という旅館とその前の橋です。「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなった旅館と橋です。

宿泊の翌日は野反湖へいきました。その前日から冬期通行止めが解除されたということで、周りにはまだ雪がありました。湖も凍っていました。本当に綺麗な風景でした!

そのあと「チャツボミゴケ公園」というところにまわりました。「緑の神秘」とパンフレットにありましたが、これは一見の価値あり。中之条町が管理しています。そのパンフに「草津温泉の北に隣接する旧群馬鉄山の跡地には、湧き出る鉱泉の流れの中に幻想的で美しい、町天然記念物のチャツボミゴケが群生しています。チャツボミゴケは『まりごけ』とも呼ばれ、酸性の強い湯が湧く地にしか生息しない珍しいコケです。」と書かれています。浅い川の中に群生し、川の端を散策している数分間、ずっと続いて見られます。

ここに立ち寄ったため、四万温泉からどんどん草津寄りに移動してきていて、あと30分も走らないで草津、というところまで来てしまいました。「草津は遠い」と言っていたのに、結局草津に立ち寄り、温泉に入り、夕食して、前橋に戻りました。

驚いたのは、新しい道が開通していて、くねくねカーブも通らず、高速も使ったけど自宅まで2時間かからず着いてしまったことです。「えぇ!いつの間にこんなに近くになっていたの!」

正と同じで、本当は私も草津が好き。平日の夜から出発はちょっときついけど、このくらいの時間で着くのなら、休日なら草津まで足をのばすのもいいな、と思いました。町も活気があります。夏は草津音楽アカデミーも楽しめます。日本のトップクラスの温泉地です。

ところで、どうしてこの文章、草津の宣伝で終えるのでしょうか…

kumiko

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