先日、村中柚香さんが東京ピアノコンクールで見事に第1位をいただきました。おめでとうございます!
演奏した今日はドビュッシーの作品。以前は印象派(ドビュッシーは時代的にフランスの印象派と呼ばれます)は感覚がよくまだわからない、と言っていたのに時間をかけてこの曲でステージも何度か経験し、とてもしっかりと理解して演奏できる様になったことをとても嬉しく思っています。
また、及川音楽事務所のオーディションにも合格し、2月には東京でのコンサートが予定されています。
印象派のイメージは、「透明感」「客観的」「水」「色彩感」「空気感」など色々な言葉で表現することができます。言葉だけ聞いても漠然としたイメージになってしまいますが、それを音に落とし込むことが難しいですし、そこが面白さだと思っています。私自身はとても好きなジャンルの音楽で、むしろ表現主義的なものよりも簡単に理解できたり美しさを感じられることが多いです。
コンクールだと順位に目が行きがちですが、本質的には自分の納得できる演奏に近づくこと。一番納得して演奏できたことで結果がついてくるというのが嬉しいです。
これからの活躍を期待しています!