伊藤正のピアノリサイタルです。今回は東京の御成門にあるピアノカフェ・ベヒシュタインさんで小規模でのコンサートになります。2月に特任講師としてレッスンを開始させていただくこともあり、それに合わせてのイベントとなります。
昔から相性が良く、演奏していても音楽を理解出来ている感覚のある作曲家の一人、ドビュッシーの作品のみでプログラムを組みました。新しい音楽世界を拓こうという意思を持っていた人で、「印象派」と言われるだけあり色彩感豊かな曲です。
また、彼は様々な音楽を探索し、影響を受け、それを自らの作品の中に取り入れています。神話がテーマとなることも多く、サブテーマとしてそちらを選びました。
message from pianist
音楽は言葉の通り「音」を楽しむ。つまり音を通して表現します。では音楽の「色」とは何でしょうか?
絵画であれば絵の具などを使って実際に色を見ることができます。実は、音楽でも皆さんの耳を使って感覚的に色を捉えることができるのです。
フランスの作曲家、ドビュッシーは音の色彩感を追及した人。
印象派の絵画から大きな影響を受け、光に溢れた色を音楽に投影しました。
今回は彼の神話をテーマにしたポピュラーな作品などを通して、ピアノの限界に迫って色の世界を表現します。
是非、音楽を通して「色」を感じてみて下さい。
コンサートチラシより
プログラムは以下の通りです。
牧神の午後への前奏曲
月の光
亜麻色の髪の乙女
デルフィの舞姫たち
沈める寺
喜びの島
版画 他
ビュッフェ付きのコンサート、皆様のご来場をお待ちしております。