今回、高校生の生徒さんが新潟大学に合格しました。おめでとうございます!
ピアノについて、ヴィエナについての感想をいただきました。
小学生の頃からピアノを続け、吹奏楽でもフルートで活躍しました。とても音楽を表現するという気持ちがあり、楽しんでやっているのが伝わってくるピアノを聴くのは楽しい思い出です。
高校生の時の発表会ではピアノを2台使って協奏曲を演奏しました。なかなか弾く機会は無いので良い経験になったかと思っていましたが、改めて難しい曲にチャレンジすることで自信がついたとの感想をもらうと、トライしたことの価値を感じます。
楽器を学ぶことを通して身についた力などについても素晴らしい感想を書いてもらいましたので是非お読みください!

私は5才でピアノをはじめ、小3からヴィエナへ通い、小5からフルートもはじめ8年間ヴィエナでお世話になりました。その間順調に続けたわけではなく、特に小学校の頃は練習をしないでレッスンに通った時期もありましたが、そのようなときでも先生はいつも優しく、私の弾きたい曲を優先してくださり、そのおかげで継続することができたと思います。中学生になると音楽で表現することの楽しさが徐々にわかるようになってきて、今ではずっと音楽を続けていきたいと思えるまでになり、先生方をはじめ、家族にも感謝しています。
レッスンでは先生と一緒に曲に込められた意味や表現の仕方を考えながら進めるので、音楽で表現することがとても楽しくなりました。
発表会の選曲では、ハードルが高い曲でも先生がOKを出してくださり、それが嬉しく、意欲につながりました。練習を重ね、納得のいく演奏ができた時は達成感で胸がいっぱいになり、自信がつきました。また回数を重ねるごとに大きな舞台に一人で立つ抵抗もなくなり、楽しいと思えるまでになりました。
私が音楽を通して実感したことは、自己肯定感が高まったことです。中・高と吹奏楽部に入り、忙しい毎日の中でピアノやフルートの練習や勉強をするなど、限られた時間をどう有効活用するかを考えて行動することができるようになり、部活動や勉強に前向きに取り組むことで自分に自信がつきました。
大学受験では一般入試を受験し、共通テストの一か月後に二次試験のある長丁場でしたが、本番まで気力体力を維持できたのは、楽器を練習し、本番に備える経験が生かされたのだと思っています。
大学では音楽とは別の分野を希望しましたが、音楽を通して培った継続して努力できる力を生かし、興味のあった食品開発の研究を希望しています。また大学ではピアノサークルに入り、これからも音楽を楽しんでいきたいと思っています。
音楽を継続して楽しむ秘訣は、自分のペースで進めることです。周りの人を見て焦ったり、無理に長時間練習したりするのでは楽しいとは思えないと思います。ぜひ、自分のペースで楽しく続けてください。