ラフマニノフの名曲「鐘」の演奏です。
曲としてはキャラクターがとてもはっきりとしていて、大きなホールにあったピアノ全体を鳴らすような響きを感じられる作品です。
教室で弾くと中々に大音量で迫力があります。ちょっとうるさいくらいですが、そうかと言ってあまり音を抑えると雰囲気が無くなってしまいます。
初めに出てきたテーマが、効果的な中間部を経て、また出てくるところは楽譜だと4段で書かれています。ピアノは普通はト音記号とヘ音記号の2段で書かれているところ、その倍ですね。
低音から、メロディーとなる高音まで、そしてその間の和声の重厚な音まで視覚的にも音響的にも表現されています。
高校生の迫力ある演奏です。