今月の初め、高崎演奏家協会という会の定期演奏会があり、ピアノトリオで演奏しました。今回の曲はドボルザークのDumky(ドゥムキー)です。
ウィーンにいるときは3人でいつも一緒に演奏していたので、ピアノトリオというのはかなり沢山勉強しましたが、この曲は初めて。ドボルザークは新世界で有名な作曲家で、チェコの人です。ドイツ系の曲と比べると楽譜からも素朴な雰囲気が伝わってきます。
ヴァイオリン・チェロ・ピアノという編成の中で、どの楽器に重点が置かれているかといのが、曲によって変わります。今回はチェロがとても活躍しました。モーツァルトなどの場合はチェロは伴奏に徹しています。時代が進むに連れて、チェロがソロ楽器として地位を得て、あの豊かな音でメロディーを奏でるようになってきます。
やはり、他の楽器と一緒に演奏するのは楽しく、一緒に音楽を作っていける喜びがありますね。
そして、いつも、いつかチェロを弾いてみたいと思っています・・・
tadashi